あらすじ
かつて魔王軍と戦っていた『神の威光を持つ者』を意味する『神威』のギフトを持つオッサンは、終わりの見えない戦いに嫌気がさして隠居していた。山奥の荒れ寺で子供たちに魔術や剣術の指南をしながら暮らしていたのだが、かつて別れを告げた対魔王軍の大隊長から戦況が不利だからと呼び戻されそうになる。「絶対に戦わないからな」の一点張りのオッサンに対し、かつて『神威』のギフトを持っていた勇者が戻ったと兵に知らしめて希望になってくれたらいいと言われる。「戦わなくていいのなら」と、仕方なく対魔王軍の最前線へと向かうことになる。だが、最前線には思わぬ魔物の気配がして――?