あらすじ
人類とアンドロイドの長きに渡る戦争のせいで、荒廃した世界が舞台のお話。
孤児院で働くアンナはある日、水汲みに出かけた森の中で、気を失って倒れている一人の旅人に遭遇する。アンナの介抱も手伝って旅人は意識を取り戻すが、彼は記憶喪失に陥っていた。自身の名前すら思い出せなかった。
己が何者であるか分からないことの不安を押し殺しながら、旅人はアンナや孤児院の子供たちと暮らしはじめた。戦争によって荒廃した大地でたくましく生きていく彼らだったが、悲劇の影は、ゆっくりと、彼らの足元へ迫っていたのである。