あらすじ
王国騎士団長である父に自慢の息子として育てられたウォルト。
しかし、他の兄弟が【双剣術】や【光魔法】などの強力なギフトを授かる中、【草】という使い道のわからない謎のギフトを授かってしまう。
プライドの高い父は怒りを爆発させ、ウォルトを凶暴な魔獣が生息する樹海へ追放する。
すぐさま瀕死の重傷を負うウォルトだが、目の前に生えていた薬草を口にした瞬間、全身の傷が全快する。
どうやら、ギフト【草】には草の持つ効能を増幅させる力があるらしい。
気休め程度の効能しか持たない草でも、ウォルトが食べれば伝説級の薬草のような力を得られる。
滋養強壮、健康促進、栄養補給、能力向上――ウォルトは様々な効能を持つ草を食べまくり、三か月が経過した頃には常識外れの身体能力を手に入れていた。
そして今、ウォルトは自分を追放した父や見捨てた兄弟たちに反省を促すべく、いつの間にか腐敗していた王国騎士団を蹴散らしながら王都を目指す。