あらすじ

多種族が暮らす大陸の、北部にある歴史が古いだけの国――エリオン王国の第一王子であるウル。 平凡という言葉よく似合う彼だったが、十六歳の時に不慮の事故で頭を強く打った結果、前世の記憶を取り戻し、ここが異世界ファンタジー系の戦略ゲーム【ドラゴンの王座】の世界であることに気付いてしまう。 「年代的に泥沼大陸戦争突入時期だし、エリオンって序盤でまっ先に滅ぼされる国じゃないか……」 争いごとが嫌いで、本来は目立たないように平穏に生きたいウルだったが、隣国が攻めてくるとの情報を手に入れ、渋々そんな未来を避けるべくゲームの知識を武器に行動を開始する。 本来は敵となるはずだった北の蛮族と手を組み、異国人のみならず、本来なら意思疎通が困難とされる亜人種とすら会話できるようになる言語チートを活かし、ウルは追放された亜人族や閉鎖的な種族を、外交手腕で次々と仲間へと引き入れていく。 本人は「まあ最低限、国が滅ぼされない程度でいいや……」というつもりなのだが――その行動の全てが裏目に出てしまい、北の蛮族の長の娘を嫁にもらったり、ドワーフのチート遺産兵器を発掘、運用できてしまったり、隣国の侵略を見事に撃退してみたりと、順調にエリオンは外交力、軍事力ともに覇権国家へと成長しつつあった。 結果としてウルは周辺国のみならず大陸全土の国や英雄、女傑達の注目を受け、大陸の覇権を巡る長い戦乱に巻き込まれることになる……。 これは――後に多種族国家をつくりあげ、魔王と呼ばれるほどの乱世の英雄へと成り上がることとなる、とある平凡な王子の物語である

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カクヨム
カクヨム2024/02/05
  • 現在の作品戦略ゲーでまっ先に滅びる弱小国家の平凡王子、前世の記憶と言語チートを得た結果、外交無双を開始する ~ただ平穏に暮らしたいだけなのに、戦争と美女と英雄が勝手に向こうからやってくる~