あらすじ
蒸し暑い夏の夜。
幼稚園時代からの悪友二人に誘われて、俺は山の中にあるという廃墟の神社に胆試しに行くことにした。
立入禁止の看板を無視し、門や金網を乗り越え、やっと目的の場所に着いたが……
「なんだよ、ただの寂れた神社じゃねーか」
「おっかしーなぁ」
「期待外れもいいとこだぜ」
ただ帰るのも癪にさわると、中に忍び込もうとする二人。
巻き添えで叱られたらたまったものじゃないので俺は様子見していたのだが、突然、バカ二人が泣き叫びながら神社から飛び出てきたのだ!
恐れおののく二人の姿に唖然とする俺だったが、背後から、何かとてつもない存在にがしりと肩を掴まれ、そして──