あらすじ

女は、魔女と呼ばれていた。 ボサボサの黒髪で山姥のような見た目の彼女は、小屋と言っても過言ではないような赤い屋根に住んでいる。 女の住む小高い丘から見える王都が、黒竜に襲われた。 王宮を執拗に攻撃する黒竜。 女が黒竜を視界に入れたところ、黒竜は女の目の前に降り立つ。 黒炎を吐き、女を攻撃するも、女はなんでもないようにその炎を払いのけてしまう。 「……あの。あんたさ、大丈夫?」 女がそう声をかけると、黒竜はびっくりして動かなくなった。 「よく食べて、よく寝た方がいいよ。じゃあね」 その日から、黒竜は女のところで生活を共にするようになる。 邪険にしても尻尾をふりながらついてくる黒竜。 なついた黒竜はそのうち、女に対して、自分が昔は英雄と呼ばれた存在で、人に裏切られ続けたことでこのような姿になってしまったことを告白する。 『あんたは聖女だ。聖女は、世界樹の指示で、俺を殺しに来るはずだ』 『あんたが分からない』 そう言う黒竜に、女は笑顔を返す。 ※ 精神的にボロボロになった傷だらけの黒竜が、初めての恋に落ちるお話です。 ※ 主人公側に絶対的正義がある話ではありませんので、勧善懲悪がお好きな方はブラウザバック推奨です。

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小説を読もう2024/02/04
  • 現在の作品『聖女』を捨てた枯れ木魔女と、傷だらけの黒竜