あらすじ
薬剤師や仕立屋などの霊を体に憑依させることで技能を使うことができるアリスは伯爵家に養子として連れてこられ、姉シエナの『教材』として育った。
家族、特に姉のシエナや従兄弟のサイモンとの関係は悪く、川に落とされたり、大切なものを隠されたりと散々な目に遭いながら過ごしていた。そのうえ、父親には「社交界に出さない」と行動を制限されてしまう。
だが、ひどい人ばかりではなかった。その一人がシエナの友人、公爵家の長男ルークだった。
ある日、アリスは自分がルークに恋心をいだいていると気づいてしまう。
なんとかしてルークにふさわしい女性になるべく、霊たちの力を借りて準備を進め、ついに、家族にばれないようにアンジェラという偽名を使って舞踏会に参加するのだが……、
「誰も相手にしてくれない」
アリスは自分が令嬢としてふさわしくないのではないかと不安になる。
しかし、それは『勘違い』だった。
アリスは美しすぎた。上流階級の人間たちはそのオーラに、神秘性に誰も彼女に近づけなかった。
勘違いは成長して久しぶりに会ったルークにも起きてしまう。
その上厄介なことに彼はアリスだと気づかず、アリスは訂正することができない状況に陥る。
「ど、どどど、どうしよう」
果たしてアリスはルークと結ばれることができるのか?
※「小説家になろう」にも投稿しています。
※「レディ・アリスの勘違い」から題名かえました