あらすじ
「へぇー、ここが『セックスしないと出られない部屋』かぁ。なんか殺風景ですねぇ」
その男は部屋を見回しながら、そう言った。
クリーム色の壁に灰色のカーペット調の床のワンルーム。トイレと風呂は別。当然、ベッドがあり、しかも大きい。横には小さな棚。そこにはコンドームやら何やらが置いてある。テレビはなし。冷蔵庫はある。そして、女は……あり。
「……セックスするためだけの部屋ですからね」
彼女はそう言うと目を伏せた。うん、ありだ。全然というかむしろあり。好みのタイプ。
そう、彼は舐めまわすように女を見つめ、そして言う。