あらすじ

「私の妻よ。どうして君は……」  山奥の神社で育った橘樹梓(たちばなあずさ)は神の声を聞くことができる巫女として18歳まで過ごしていた。  しかし、大学に進学する際に地元を出たことにより巫女としての記憶と受けた神託を殆ど忘れてしまう。わずかに残った記憶は幼少期、神域の池で溺れそうになったところを『誰か』が助けてくれたことだけ。  神託が聞けなくなった梓は、怪異が住む異空間である『裂界』に入れる能力を生かして怪異退治のバイトをする。そのさなか、ある日、梓は裂界で謎の美青年に救われる。   「君のような軟弱な者がここに居れば死ぬぞ。もしやここが何処なのか理解していないのか?」  明らかに『ひとならざるもの』である青年。勝手に梓を妻呼ばわりする上に自宅まで着いてきてしまう。  困惑する梓であったが、帰る場所が無い青年の為に仕方なく「鵠(コウ)」という名を与えて泊めることにする。  これは正直に生きられない巫女と、正直に生きられ無かった神霊による、一夏の恋物語……ではなく妖怪退治コメディ。

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カクヨム
カクヨム2024/01/26
  • 現在の作品居候している武神様にはお帰り願いたい