あらすじ
第8回カクヨムコンテストのプロ作家部門にて特別賞を受賞しました!
メディアワークス文庫様より1/25発売予定。
冒頭から変わっており、とても読みやすくなっています。試し読みは以下からどうぞ
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猪や虎が行き交い、猿も住まないと噂の険しい山間に十六歳の娘、紫乃(しの)は猫又妖怪の花見と共に暮らしている。
紫乃は三年前に亡くなった母の教え、「高貴な身分の人に関わるとお前は殺される。山で誰にも見つからずひっそりと暮らせ」という言葉に従い静かな暮らしを送っていた。
だが紫乃はある日、川に流れ着いてきた一目でやんごとなき身分だとわかる美貌の男をやむを得ず助ける羽目になってしまう。
しかも助けた男はよりにもよって、今代の皇帝・凱嵐(がいらん)であった!
凱嵐は紫乃の料理を気に入り、皇都にある皇帝の住まう宮、天栄宮(てんえいきゅう)に連れ帰り、二百五十人が働く皇帝のための厨房・御膳所の御料理番のトップへと据え置いてしまう。
こんな場所にはいられない、一刻も早く逃げ出さなければと思う紫乃であるが、反面かつて宮に存在したという「伝説の御料理番」の噂が耳に入り……。
紫乃は花見と協力しつつ宮中にて天才的な料理の腕前を見せつけ、次々に紫乃を見下す人物を黙らせていく。
同時に、宮中にはびこる様々な問題も料理で解決してみせて、評価はどんどんうなぎ登りに!
皇帝の胃袋をがっつり掴んでしまった紫乃の明日はどっちだ!?
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