あらすじ

蝉の声が聞こえてくる あのずっと聞こえていたのに突然今気が付いたような夏の感覚 気にすると煩いと感じるあの感覚 しかし、分かっている。 今は夏ではないし、昼でも無い これは幻聴なんだ 蝉の声ではない そんな風に聞こえる耳鳴りなんだ 遠くから子供の声がする 校庭で騒ぐ子供たちの声のような 笑い声が混じって何人もいる これもそうだ 分かっている。 子供はいない 声はしない 今は夜で、部屋は無音だ 全ては幻覚だ 分かっている。 俺は正常 分かっているから。

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小説を読もう2023/12/15
  • 現在の作品蝉の声が止まない