あらすじ

静井洸(しずい・あきら)は文学一筋で生きてきた二十四才の文芸系WEBライターで、その年のクリスマス・イブに、とある文学イベントに参加した。  そこで文学の趣味が合い、また『洸』と書いて『あきら』と読む女性名を「とってもきれいな名前ですね」と言う青年・日極灯哉(ひずめ・とうや)と出会う。灯哉は本業は音楽で、「是非聞いて欲しい』と名刺を渡してきた。  洸も『ヒズメさん』こと『Touya』の作る音楽に興味を持ち、音楽など流行歌すら知らない身ながらも、彼の曲を聞いてみることに。それは音楽のイロハなど全く分からない洸にすら衝撃的なものだった——。  洸から『ヒズメさん』に注がれる強烈な感情は、もはや「恋愛」や「ファン心」といったものを超越し、名状しがたい、そして危険性を孕むものへと変貌してゆく。  最後に彼女が選んだ「証明」の是非は、誰にも判断不可能な行為だった。

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カクヨム
カクヨム2023/12/29
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