あらすじ

絞首刑。それは刑場の隣の部屋。刑務官が三人横並びになり、壁に取り付けられた三つのボタンを同時に押すことにより、刑が執行される。 そう、三つ。そのうちの二つはダミーである。本物のボタン。その一つが押されることにより、踏板が外れ……。 と、ダミーが必要な理由。それはボタンを押す刑務官の心の負担を減らすためにある。しかし、人ひとりの命を結果、奪うという行為に対し、どの程度効果があるのか。 押したくない。そう思うことは仕方がないのである。 「……時間だ。三、二、一、零で押すぞ。いいな?」 「はい」 「はい」 「三、二、一……いや、ちょっと待て。お前、それなんだ?」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2024/01/22
  • 現在の作品処刑係