あらすじ
魔王が倒されたというニュースから4年。すっかり人々は日常へと戻り、平和な毎日を享受していた。
しかし、そんな平和は魔王という強大な存在以外でも簡単に崩れ去ってしまう……主人公ヴェルナーは城郭都市ヘリガで衛兵として、今日も美人な先輩と共に治安維持に努めるのであった。
「ヴェルナーはボクのこと美人だと思ってる?」
「……否定はしません」
「いやぁ、ヴェルナーも果報者だねぇ。こんな美人とツーマンセルの部隊に配属されたんだから……嬉しいだろう? んん~?」
少しお調子者な先輩とともに業務を行う日々。そんなある日、1件の誘拐事件から勇者によってもたらされた平穏の裏で重大な事が起きていることを彼らは知ることになる。
「これは……俺たちの手に余りますね」
「ボクたちはあくまで『ヘリガの街』の衛兵にすぎない。降りかかる火の粉は払うけど、火元を消しに行くのはボクたちの仕事じゃあないね」
そう言いながらも、彼らはどんどんと事態の渦中へと引きずり込まれていく。ヘリガの街で起こる世界を揺るがしかねない事件の数々に、彼らは否応なしに対応せざるを得なくなるのだった……
これは、ただの衛兵にすぎない主人公たちが『街の住民を守るために』世界を相手取る物語。