あらすじ
四人の女王が交代で季節を巡らせる世界。
あるとき、冬の女王が塔に籠ったきり出て来なくなり
冬が終わらなくなってしまったのです。
『このままでは、いつか食べ物が尽きて大変なことになる』
王様が塔へ訪れ理由を聞いても、『冬を終わらせたくない』の一点張り。
困った王様がお触れを出すと、一人の若い魔法使いが現れます。
他の季節の女王を呼んで、彼女たちと一緒に冬の女王に会いに塔へ行く魔法使い。
塔で冬の女王から事情を聞くと――
女王は『冬を終わらせることが怖いのです……』と悲しそうに言うのでした。