あらすじ

ある国にはお城のとなりに高い塔がありました。その塔には四人の女性がおよそ三ヶ月ごとに交代で住んでいました。そうすることで、その国の季節は移ろうのでした。人々は彼女らのことをそれぞれの季節の名前をつけて、女王と呼んでいました。 しかしあるとき冬が終わらなくなってしまいました。冬の女王が塔から出てこないのです。春の女王も塔へやってきません。人々は春を待ちわびていました。秋に蓄えた食べ物も底をつきはじめていました。冬の女王もまた春を待っていました。春の女王が塔へやってくるのを待っていました。冬の女王は春の女王とある約束をしていたのです。

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小説を読もう2017/01/16
  • 現在の作品冬の女王のなみだ