あらすじ

やっとのことで与えられたユニホームは汚れることなく返すことになった。 練習も監督からの信頼もすべて無駄になった。 小学生の夏、怪我をしてしまいそれまでに積み重ねてきたすべてが失われた。 補欠にすらなれない僕が野球を続けたところでいいことなんて一つもない。同じチームの男の子は体格に恵まれていて、ボールを遠くへ飛ばす技術を持っている。どれだけ練習してもスタメンになれない僕には才能がなかった。 野球が嫌いになった。 グローブもボールも捨てて楽になりたい。 そんな悩みを抱えたまま入院した先で出会った年上の女性。 彼女は僕にはない真っ直ぐさと明るさを持っていた。 近い距離感と純粋さは煩わしかったが、どうしてか嫌いになることはできなかった。 僕はそんな彼女に憧れていた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2024/03/17
  • 現在の作品入院した先で出会った『お姉さん』に恋をした話