あらすじ

蛙の子は蛙、出来損ないの子は出来損ない。 『自分なんて生まれてこなければよかった』が口癖だった女が、たった今死んだ。 気まぐれで拾って傍に置いていただけの女だった、いてもいなくてもどうでもいいその女は慰みものとしては手軽でちょうどよかった。 別にいつ殺してもいいと思っていた、いついなくなってもいいと思っていた。 けれど実際目の前で壊れたそれを見て、ほんのわずかに感じた未練にこう思った。 お前の言った通りだ、お前なんて生まれてこなければよかった、と。

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小説を読もう2021/02/14
  • 現在の作品蛙の子が落ちる時