あらすじ

その日、「私」は友人の頼みを受けて、ある老婦人の話を聞いていた。 彼女は「私」の友人の祖母にあたる人で、最近、夫を亡くしたのだという。 友人から聞いた話によると、彼ら――友人の祖父母たちの夫婦仲はそんなによいものではなかったらしく、祖母が祖父につらくあたられている姿を友人が目にしたこともあるらしい。 だから、祖父が亡くなってから、祖母が沈みがちになっていることを友人は不思議に思ったのだが、そのことを祖母に訊ねてみても曖昧に微笑まれるばかりで理由がわからず、部外者である「私」であれば聞き出せるかもしれないと頼まれたのだった。 そういうわけで、「私」は、うまく話を聞き出せるかはわからないけれど聞いてみるだけなら、という念押しをした上で、友人の祖母にあたる老婦人に話を聞きに来たのだった。 ---- 全二話。各話で視点人物が変わります。

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小説を読もう2024/03/16
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