あらすじ
幼い頃、『カナちゃん』というホルンを吹く少女と『吹奏楽部に入る』と約束を交わした主人公・篠宮花音。
引っ込み思案で鈍臭い性格の花音は学校でいじめを受けており、カナちゃんとの約束だけを頼りに生きてきた。
そんな花音も中学生になり、『カナちゃん』と同じく、地元である若の宮町の山奥に建つオンボロの市立学校『若の宮中学校』に入学し、吹奏楽部に入部する。
『カナちゃん』たちが懸命に作り上げた部活も、今や八年目を迎えようとしていた。
しかし、前年度までの顧問による部員に対するパワハラのせいで、すっかり悪評が立たない部活となってしまった。
このままだと、人数不足でまた廃部になってしまう!
今年から新たな顧問を迎えた若の宮中学校吹奏楽部は、再びスタートダッシュを切れることができるのか…?!
そして花音は、カナちゃんとの約束を果たすことはできるのかーーーーーーーーーー
「おねえちゃん。わたしはもう、ひとりじゃないよ。」
いじめられっ子の少女が、みんなを笑顔にさせる奏者になるまでの、青春ストーリー。
(『あの音が響く先で 前奏』の続編となっています。こちらが本編です。
本作に出てくるキャラクターは作者の中学時代の実際の部員たちがモデルになっていますが、キャラクター自体は架空です。
なので、時代設定である2020年での主人公の花音は作者の猫丸と同じ年齢、当時の環境などとほとんどリンクしていますが、コロナは存在していない設定です。)