あらすじ

現世で大切な人を失った陽日(はるひ)は、過去へ意識のみ転送する事ができる発明をする。 その発明は公にされていない、独自に開発したもの。 毎夜、寝る間を惜しみ開発に没頭する。なぜ、そこまで根を詰める必要があったのだろう。 そうこうしながらも、ついにその発明は実現することになるが、あくまでも試作品。 陽日には時間がなかった。ゆえに自らで試作品を試すことになる。 ところが、それは1度しか使用出来ない片道切符。 意識を転送すれば、脳は破壊され現世の肉体も崩壊してしまう恐れがある。 陽日には彼女などいない。ではいったい何のために、そのようなものを作ったのか? もしかして、失った大切な人を甦らせるため? その人物とは一体……。 それよりも、過去に戻るということはタイムパラドックスが発生するのでは? であるなら何度繰り返そうが元に戻そうとする作用が発生するはず。 たしかに、過去に個体を移動させた時点で次元に歪みが生じ、なにかが時間を戻そうとする。 ところが、意識のみの転送であればタイムパラドックスを解消することができるかも知れない。 そう考えた陽日は、個体ではなく記憶のみを飛ばそうと試みる。 しかし、意識とて過去で干渉をおこなえば何かの作用が発生するはず。 けれど、陽日には秘策があった。干渉や行動ではなく、想いを変えればいいのだと。 現世で起きたことは一切変えてない。ただ…………。 では一体、なにを改変しようというのであろうか。 陽日は椅子に座り、ヘッドギアのような物を装着する。 片道切符を理解したうえで、ゆっくりと目を閉じた。 再び目を開けないかも知れないというのに…………。 こうして陽日は過去にたどり着くが、その転移した姿に驚くことになる。 そして転移した姿の陽日は、2人の重要人物に接触する。 ・東雲 陽向(しののめ ひなた) 高校 3年生 19歳。 ・天音 日葵 (あまね ひまり)高校3年生 18歳。 この2人と一匹が共に協力して、想いを変えるべく因果に立ち向かう。

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カクヨム
カクヨム2024/03/10
  • 現在の作品🌷わたしが導く幸せな結婚~生と死の境界の中で……🌷