あらすじ

俺がこの高校に入部して、早や二ヶ月。 そろそろみんながどれくらい親しくなったか確かめるためと言って、担任の先生が、『一人三問、自分に関するクイズをみんなで出し合う』というレクレーションを開いたのだが、俺のように未だに友達が一人もいないボッチ男には、ハッキリ言って拷問以外の何物でもない。 そんな中、クラス中の視線を一身に受けているのは、『氷の女王』の異名を持つ雪村さん。 雪村さんは男女問わず魅了する絶世の美貌を持っているにもかかわらず、普段は誰かと会話することは滅多になく、いつも教室で一人本を読んでいる、孤高の存在。 それだけに、雪村さんがどんな答えを書くのかが一番の注目ポイントだったのだが、雪村さんはここまで出された問題全てに対して、『わかりません』としか答えていなかった――。 「よし、では、次は福永の番だな」 「あ、は、はい」 そして遂に、俺が問題を出す番がきてしまった。 だが、大丈夫。 俺は無難な問題を用意してきたからな。 その問題とは――。 「で、では、第一問です。俺の身長は、何センチでしょうか?」 これである。 これなら大体見た目で、誰でも何となくはわかるからな。 因みに答えは173.4センチ。 まあ、雪村さんの答えは、どうせ今回も『わかりません』なんだろうが……。 ――が、何と雪村さんが出した答えは、『173.4センチ』で……!?

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小説を読もう2024/03/08
  • 現在の作品『自分に関するクイズを出し合う』というレクレーションをクラスで催したところ、氷の女王の異名を持つ雪村さんが、俺のクイズだけ異様に正解してくる!?