あらすじ

二〇〇五年八月、石原慎太郎都知事が再選のあと行った政策——『歌舞伎町浄化作戦』が、ホスト店やアダルトビデオショップ。違法風俗店などを蝕んでいる今日。あるホストプレイヤーが、店でナンバーワンとしての立場を確立していた。彼に虜になる女性が多くいて、毎日のように高級シャンパンが注がれていた。そんな彼の源氏名は大沢拓哉。容姿は至ってすぐれているわけではなく、平凡な男だった。そんな拓哉には、ある特性があった。  ——吸血鬼。それが彼の特性だった。  いつも血に飢えていて、貪欲な男。  そして、ある外国人が羽田空港に降り立った。その男の名前はアラン=スワーズ。イギリス人と日本人のハーフだ。アランはフランス傭兵部隊に所属していて、筋肉隆々、流暢な日本語を使うトリリンガル——他に英語とフランス語が堪能だ。  アランにはある野望があった。それは、「世界財閥」と裏で囁かれているロスチャイルド家の資産を、我が物にすることだった。それには、とある吸血鬼の特性を用いれば、そうすることが容易だと考えたのだ。そうした経緯もあって、アランは拓哉に会うために訪日したのだ。

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カクヨム
カクヨム2024/03/08
  • 現在の作品吸血鬼はホストでした。