あらすじ
主人公は人気小説家。しかし出版不況で大手出版社の文芸部が縮小される危機に、売れる随筆の出版を提案する。しかし執筆に行き詰った時、平安時代の清少納言の体内にタイムスリップしてしまう。そこで清少納言が枕草子を書くときに主人である中宮定子が父親の死でふさぎ込んでいるのに明るく元気で才能あふれる中宮定子を表現していることに疑問を感じる。清少納言が敢えて中宮定子を元気に表現したのかの探って、自分が書かなくてはいけない随筆を創作するヒントにするため、当時の宮中の人間模様を観察していく。そんな中、もう一人の天才女流文学者の紫式部との出会いが新たな展開を導く。