あらすじ
「き、君は、えっと、ふざけているのかな?」
「いいえ。なんのことを仰っているのかわかりかねますが、私はふざけてなどおりません」
とある会社のオフィス。いつも通り、上司に呼びつけられた彼は胸を張ってそう答えた。そう、胸をでん、と。
「は、ははは。何を馬鹿な……その胸。一体何を入れているんだい? 風船か? ビニールボールか? まさかメロンじゃないだろう。ふぅー、こんなクイズやってる暇はないのだけどねぇ。今は業務時間なんだぞ」
「シリコンです」
「……え、じゃあ、それは本物、いや偽物だが本物の胸ということか?」
「はい、その通りです」