あらすじ

――何時からだろうか? 一体、何時から…わたしは『あなた』様に――…いや。 違う…。 言葉の誤りをお許しください。 わたしは『あなた』様の“本来”に戻ったのですね。 しかし、ほんの“一部”にしか戻られていない…寂しく、哀しいことです。 どうすれば、いいのでしょうか? 一体、どうすれば…わたしは『あなた』様を“元”に戻せるのでしょうか? 難題です。 無心…。 無情…。 そう『あなた』様は、わたしにそう教え込んでいただいたが…難しいです。 ――当時のわたしを思い出してみました。 お恥ずかしい話しで…今もなのですが…今の世の中は、わたしには“棲みにくい”です。 まるで、酸素を奪われた魚のように…必死に酸素を求めて、もがき苦しみ続ける感覚に日夜、襲われています。 そんな右往左往をしているわたしに『あなた』様は、気づいてくださった。 お声を掛けていただいた。 ――嬉しかった。 わたしは「誰でもいいから気づいてほしかった」のだと…遅れながら自覚いたしました。

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小説を読もう2022/04/15
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