あらすじ
「私は、一ノ瀬 有紀だ、信じて欲しい……」
一ノ瀬 有紀は、自身の行動により他人の行動を左右する圧倒的強者の立場を楽しむ男性であった。
その中でも最も、純粋な喜怒哀楽の感情を向けてくれる男性、川西 雅と共に学校近くの裏山へ遊びに行った日のこと。
斜面から滑り落ちようとしていた川西 雅を助けるべく手を差しのばした一ノ瀬 有紀は、彼と共に斜面を滑落してしまう。
二人は幸いにも大怪我は無かったが、一ノ瀬 有紀の身に大きな変化が起きていた。
あろうことか、彼は女性の姿へと変化していたのだ。
これは、圧倒的強者であった彼が、自らの立場の変化により移り変わる心境の変化を描いたヒューマンドラマである。