あらすじ
長らく続いた大戦は、戦線に復帰したフルプレートの老将軍が勝利し続け、100年の平和条約が締結された。終戦を迎えた王国では、来る平和な世を栄えさせるべく、広く門戸を開いた学校を設立する。平民から貴族まで誰でも受けられる最高水準の教育、そんな謳い文句に入学者が殺到することとなった。
主人公のメカブもまた入学者ではあるが、勉学以外の目的を持っていた。
それは、『将来有望そうな女の子と結婚してヒモになりたい』である。
というのも、大戦の功績から爵位を得たメカブだが、後ろ盾も戦い以外の強みもなく、陰謀渦巻く貴族社会も、平和な世も生きていける自信がなかったからだ。
そういうわけで婚活に励むメカブだが、新米貴族という肩書きは、貴族には成り上がりと、平民には憎き貴族と煙たがられてしまう。
「どうしたらいいんだ……。このまま、貴族社会にも、平和な世にも馴染めず、淘汰されてしまうのか……」
と悩んでいたとき、銀髪碧眼の美少女を目にし、そしてその子が、男より優れることを理由に、お見合い25連敗中だという噂を聞く。
メカブは思う。
『この子なら俺でもわんちゃんあんじゃね?」
と。
そうして軽い気持ちで、声をかけたが最後、生き遅れ系美少女たちにロックオンされてしまうお話。