あらすじ
みくっちと付き合い初めて、一年が経過する。
はじまりは、雨の日だった。
ケーキを片手に帰宅する途中。または、どこかへ行くはずだったらしい。
一ノ瀬 美空。現在二十歳。厭らしさだけが、取り得のおんなの子だ。
裏の世界では、ヤリマンで通っている。メンバーの女子にも簡単に手を出している。
久し振りに地下アイドル並の恥女の降臨となる。自らも、変体と自負しているらしい。
ヤバい子というのは、いつも、こうした顔だと思う。
というと、「どんな顔だよー!」と間髪入れずに突っ込みを入れるのもカワいい。
この業界で生き延びる手段は、さまざまであるが、もてカワな女子は数少ない。
貴重な財産源といえるだろう。とくにみくっちの場合は、二人で呼ばれることがおおい。
顧客が美空に入れ込むのを見て、もうひとりの女子も、燃えるからである。
だいたい、うちでは、三時間のラブホ使用が普通だ。
ふと客ほど、指名度もましましである。通常にプラスしてましで一時間プラス。
ましで、女子ひとりプラスとなる。追加で更に一時間の延長戦となるようである。
二人の稼ぎは、順当だが、みくっちに支払う額の方が上々なのは、仕方がない。
松本 ○○ 氏も利用される。当店は、ひとり十万円と安価であるが、中出し可能だ。
そのぶん、「ピル代」、「運搬」、「顧客整理」などを店側で一気に行う出会い系サイトだ。
表の顔は「林商事」となっているのだが、ネットがあまあまだった頃の名残もある。
ふと客も含めた顧客数は100万人をこす優良店である。
登録者だけならば、日本一といっても過言ではない。
その裏ではブラウザークラッシャー並みの顧客選び。厳選された顧客数を誇る。
セックスを一路の望みから、一路の華とうたい文句を変えて勤しむ。
当然のことながら、「風営法」は取得済みである。
警察に風俗を営業するに当たり、18歳以上は出入りできない資格をとる。
これに関しては、守らないと警察が風営法違反でお咎めがあっても文句は言えない。
マルボウのしんさんに毎月100から300万おおい時で賄賂を手わたす。
それで、事なきを得ている。どこの警察署員も自分の息子や娘には大学へ行かせたい。
しかし、警察のような安月給では、それが不可能である。二人目以降は、如実の表れる。
それがこの日本という国の表面的なシステムであり、ピラミッド型の真相となる。
一ノ瀬 美空は、その中でも、現在 No.100 位 を 〆ている。
あげあげ女子だが、裏業界にも通じるふといパイプを併せ持つ。