あらすじ

わたしは、探偵さんみたいなことを、たまにする。

 自分が、このひとどんな人なんだろう。そう思うと調べずにはいられないのだ。

 感じがよい人。笑顔が素敵な人。清潔そうな人。etc...

 しかし、どの人も、あった瞬間に、その顔を見て、笑ってしまった。

 ものすごく嫌な人だ。そう思われるのも仕方がない。

 わたしは、王子様、さがしをしているだけなのだ。

 このわたしにあった ふさわしい 男性は いないのかしら

 わたしは、性格的には、よさそうだけど、アジア人のような鼻。

 だんごっ鼻であり、ほうれいせんが目立つ。

 正面からは、とても整った整形顔がぱえる

 横顔は、酷く写真写りがわるい

 チャラオは嫌いだ。それでも、自分磨きに勤しむ人ほどポィントはたかい。

 毛ぶかい人も苦手だ。よく笑ってしまうのは、似合わない産毛が目立つ男性の顔。

 ダチョウみたいで、ハゲタカのような姿を思い浮かべて思わず微笑む。

 微笑んでいるつもりが、鼻高々の笑い声が響く。

 わたしは、嫌な女だと思う。それが、自覚できているぶん、外には出たがらない。

 そのほうが傷つかないからだ。

 家が好きであり、たいして可愛くもないのに、鼻高々である。

 悪役令状の主人公みたく、わたしは、惨めだ。

 その惨めさが、いまを作り上げているのだろう。

 あたたかな家庭が好きであり、その癖、嫌な女を演じてしまうのは・・・・・・。

 あなたを、愛しているからです。もっと大切にしてほしいからです。

 しかし、男性とは、思わせぶりな態度をとっておきながら、

 その実は・・・・・・。

 無責任が、多すぎると思う。だからわたしには出会いがない。

 きょうも、わたしは王子様を、探している。

 はじめまして、○○さん。そういわれるのを期待して待っている。

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アルファポリス
アルファポリス2024/02/26
  • 現在の作品はじめまして、○○さん。