あらすじ
三年新作の出ていない推理作家の須藤鏡花は大学時代の同期で現在探偵をしているという桐生北斗の元を訪ねる。推理小説の取材として探偵の仕事を手伝わせてもらうためだ。強引な鏡花の頼みをしぶしぶ了解した桐生が現在携わっているのは、三年前に失踪し、最近遺体が発見された推理作家早坂雄一郎の事件。そしてその事件は殺人を経験するために三年前鏡花が起こしたものだった。鏡花は北斗の推理を誘導して事件を解決させまいとするが、一方北斗は初めから鏡花が犯人ではないかと疑っていて……?
倫理のない推理作家兼犯人と勘だけで推理をする探偵の女二人のお話です。noteの創作大賞2023ミステリー部門で入選(別冊文藝春秋編集部推薦)しました。