あらすじ
転校しておよそ二週間が経った頃。
主人公、坂田ゴロウはそれなりに馴染めていた。
男友達にも恵まれ、クラスで浮いている感じもしない。ゴロウはその平凡さに安堵していた。だがしかし、その平凡を脅かす懸念事項がひとつあった。
それが隣の席に座る女子――葛西ユズキ。
クラス1、いや学年で、下手をすれば全校で最も可愛い女子。
そんな美少女が隣の席というだけで恨まれそうなものだが、拍車をかけているのが彼女の態度だった。誰にも優しく笑顔な彼女だが、ゴロウにだけはとりわけ強烈。
「坂田君、これみて!」
「……んだよ」
これは、どんな手を使ってでも振り向かせたいラブコメ。