あらすじ
愛実と麗子は中学一年生。愛実は天才と言われるピアノ少女。
でも今は、油絵で裸婦を描くことに夢中だ。
中学生最初の日、入学式でセラミックス・ピアノと出会う。
そのピアノは愛実の実力を何倍にも引き上げてくれた。
そして夏休み。クラスで最初に友達になった正美の親戚の民宿でお手伝いをしにやって来た。
そこで小学校四年生の香奈と出会う。
香奈は亡くなった父親のプレゼントのピアノを一生懸命に弾いていた。
そこで愛実もピアノを弾いて見せた。
その演奏は周囲の民宿のお客さんの心にも響いた。
秋、二学期、運動会、合唱コンクールと忙しい。
愛実は初めてクラスの仲間にピアノを披露した。
その演奏はクラスの愛実に対するイメージを変えさせた。
そして、合唱はコンクールは、言うまでもなかった。
もうすぐ冬休み、愛実はまた民宿に行きたいという。
でもそれぞれの都合で行けない。正美は冬の海を語る。
そして春、恵美はドイツに留学して旅立って行った。
愛実は絵のモデルを失い、寂しさは愛実をいらだたせた。