あらすじ
2029年、日本の出生率はついに0.98と「1」を割り込んだ。
政府はそれを国家非常事態とし、2030年に「結婚強制法」を制定。
16歳以上の未婚者はそれぞれの国民の身近にいる人物の中で遺伝子に一番適合する人物を選出し、強制的に結婚させることにしたのだ。
佐久間健人は勉強ばかりしていたのでモテずにいたので、この法案を読み込むほど胸を高鳴らせていた。
しかし、結婚相手になった高取涼子は亡くなった母親の代から反対していた結婚強制案廃止のために “仮面結婚”を健人に要求した。
健人は困惑しながらも、強制結婚法を廃止するために自らの力を出し切ろうとする。
法案廃止を目指して活動している中で、法案を作った政府の謎、涼子の母の死の謎の解明にも挑んでいく――。
そんな奇妙な“結婚生活”を描いた物語。