あらすじ
17歳から21歳の5年間で5回、合計1年間、精神病棟にいました。
任意入院が11ヶ月、医療保護入院が1ヶ月でした。
幼稚園には、母が倒れても父が倒れても通園できました。
小学校には、おニューの上着に落書きされても通学できました。
ある日、偏差値70の中高一貫校に通うのが難しくなりました。
通信制に高校を変えて、進学した短期大学も通えず、辞めました。
電話や会食、対人関係や電車、自分より背の高い年長者が怖くて、辛くて。
45分間のカウンセリングで、最初の10分間は発話ができませんでした。
19歳のとき、「自閉症スペクトラム」の診断名が追加されました。
大学には2ヶ月で通えなくなり、気付けば医療保護入院していました。
医療保護入院の2.5年後。
わたしはサークルを設立し会長になっていました。
その課外活動の功績で大学に表彰されました。
その表彰理由には「自身の障害を前向きに捉え~」という文言。
もう、左腕に30本ある古傷だって、隠していません。
当時の500ページに及ぶ日記をふんだんに使って、実話をお届けします。
※居住地・病院・友人・家族など、プライバシーに関わる部分は、
削る・表現を変える・仮名を用いる・一部フェイクを入れる等しています。
※プライバシーの都合上、丸一日分の日記が公開できず、小説上は日記が抜ける日もあります。
中盤以降は、日記を書き忘れた日・まとめて書いた日もあります。