あらすじ

高校三年の秋。僕が通う高校では、大学受験に向けて読解力を向上させるべく、「朝の読書タイム」として約15分間の読書時間が設けられた。 普段は閑散としている図書室も「読書の秋」と銘打って、貸出冊数を5冊に増やすなど、読書の好き嫌いを問わず、一律的行事として始まった。 読書が好きな僕は、【クラスメイトがどういった本を読んでいる】のかが気になり、辺りを、いや、‘‘彼”の手元を見る。 ‘‘彼”は秀才であるが、読書を趣味とはしていなかったので、他のクラスメイト同様、ベストセラーやドラマの原作かと思いきや、既に絶版となっていたとある小説だった。 今まさに僕が読んでいるこの本を。

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カクヨム
カクヨム2020/09/20
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