あらすじ
私は闇を唄うダークヒロインでいい。太陽になれないなら月になるだけ。
かつて同性の親友・宍戸華恋に恋してしまい、告白し、永遠の絆を失った女、尾崎咲子。
もう一度華恋とやり直すために、大学は同じ医療の道を選ぶも、華恋は医療ではなくバンドのボーカルとしてスターダムを歩んでしまう。
人生を懸けた選択は失敗となり、重い恋愛感情を消化できぬまま、咲子は生きる意味を見出せずにいた。
しかし、彼女は大学の先輩だった看護師、長谷川真里華にスカウトされる。
地下のライブハウスで蠢いていたバンド、『Moonlight LILLY』に。
そこから、咲子のリベンジが始まる。
目指すのは恋焦がれた華恋との対バン、ただ一つ。
左手に華を抱え、その愛を受け入れながら、あくまで右手は太陽のような華を求める。
ドス黒くて重すぎる感情を、世界にぶち撒けろ。
人生捧げた1人の女へ、10年分のラブソングをかましてやれ。