あらすじ
多岐商業高校女子ソフトテニスクラブは、1990年代、全国大会の常連校で、最高成績は、インターハイ準優勝! 県内では、11連覇を達成するなど、ソフトテニスの名門校であった。強さの秘密は、長年在籍する顧問の指導力と、ボランティアでコーチをしている2名の、元国体選手(男性コーチ)の存在である。しかし、顧問の先生が栄転により転校し、更に2人のコーチも、年齢的な理由で辞めてしまうと、一気にチーム力を落とす事になってしまった。その後、OGボランティアによる指導で、クラブ活動としては継続していたが、2015年、近隣に私立高校の、白鳳学園 が出来ると、主だった中学の選手は、白鳳学園に入学していまった。白鳳学園は、学力・スポーツの両面に力を入れており、優秀な教師・コーチの引き抜き、充実した特待生制度・奨学制度などにより、文武両面で優れた生徒を、数多く入学させていった。それにより、多岐商テニス部は、戦力ダウンどころか、部員さえも集まらない状態となり、2020年、ついに廃部となってしまう。それから3年が過ぎ・・・中学から大学までの青春時代の全てを、ソフトテニスに注いでいた校長の高橋は、赴任早々、ソフトテニス部復活に奔走する。高校の新聞や、SNSに「ソフトテニス コーチ募集」の広告を出した。そして現れたのが、「葉山俊博」である。ここから、大きく多岐商業高等学校 女子テニスクラブの ドタバタ快進撃が始まるのであった。