あらすじ

「っ……、最悪……」 「え? どうしました?」 「いや、なんでもないです。着いたら教えてください」 午前二時。タクシーの後部座席で、高梨一哉は頭を抱えていた。 二十年来の親友・伊神久志に、友人として持つべきものではない感覚を覚えたからだ。 いつもどおりに飲みに行って、たわいもない話をして、またなと言って帰るはずだった。 それなのに、ピタリと身体をくっつけてくる伊神に、妙な感覚を感じた。 「あいつ以外なら誰でも……」 伊神以外だったら、本当に誰でも良かった。 たとえ男が好きでも関係ないと思っていた。 それなのに……。 ※前半は高梨一哉視点。後半は伊神久志視点。同じ物語を含めたお話を両方の視点で楽しむことが出来ます。 攻め視点と受け視点の両方をお楽しみください。 以前販売していたものを、加筆修正いたしました。 ※本作は東紗鋳樹の個人誌作品の電子書籍版となります。

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Booklive2024/02/23
  • 現在の作品お前以外なら誰でも