あらすじ
とある選考会その会場。選手控室に続く廊下を鼻歌と靴音響かせ歩く男が一人。彼は……
「あ、監督……」
「うおっーす! お疲れさん、三村! んでぇ、まだここにいたのかよ、高太郎! もう他の選手はプール前に集まってるぞぉ。さぁさぁさぁ準備、準備ぃ! はははははっ! 連中、どいつもこいつも自信なさげな顔してたよ! もう負けた気になってんだなぁ! 前評判通り、水泳日本代表はお前で決まりだよ高太郎! お前は最高の選手だ! さあ、行くぞ!」
「あの、監督」
「おーおーおー、三村ぁ……わかってるよぉ。トレーナーのお前の力があってこそだよぉ。さ、共に渡ろう! 栄光の架橋ってやつをなぁ!」