あらすじ

「私は身体を新しくするだけです。今までの思い出もちゃんとコピーしてもらうし、形式番号も同じなんですよ。つまり……」  そして、目の前の有機AIアンドロイドは満面の笑顔で言う。 「私は、何も変わらないんです」 「……そっか。そうかもしれないな」 「はい。そうなんです」 明日、製造メーカーに預けられる生活サポートアンドロイド、 形式番号AIAL-36S、モデル名“アルナ”は笑いながらそう言った。 当然アンドロイドには耐久年数が存在し、遅かれ早かれお別れの時はやってくる。 だから、僕は次のモデルに記憶も性格も全て移行させる事に決めた。 しかし現実は非情だった。 「……コピーを失敗したコピーロボットに意味はあるのだろうか」 ――これはアンドロイドが日常生活に普及しはじめた世界の   とある男と有機型AIアンドロイドの話である――

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カクヨム
カクヨム2024/02/20
  • 現在の作品1.5人目のアルナ