あらすじ

バカと天才は紙一重という言葉がある。そして、天才と狂気は紙一重という言葉もある。 この2つ言葉から分かることは、バカと天才と狂気は、個別の存在であるということだ。 バカな者、天才な者、そして狂った者。 天才はバカよりも紙一重で上位の存在である。ならば、天才と狂気はどちらの方がより上位であるのだろうか? 社会的には狂気よりも天才の方が協調性があり、社会貢献をしていると言えるかもしれない。狂気の方がより自己中心的で、他人を巻き込み、社会を混乱させている――というのが『天才』と『狂気』の一般認識で、多くの人は天才の方を好み、憧れ、崇拝している。 だからみんな天才が好きなのだ――しかしこの論理はまず前提が間違っている。 バカと天才と狂気はそれぞれヒエラルキーの中に組み込まれている。そこまでは正しいが、世界に何十億もの人間がいればこういう人物が現れてもおかしくはないだろう。 バカで天才で狂気性を帯びた人物――それが霧島科雪《きりしまかせつ》だ。

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小説を読もう2024/02/09
  • 現在の作品茶目っ気探偵 霧島科雪のエスプリ推理