あらすじ

南天は怒っていた。 珍しく雪が降った今朝、小学生の姉弟がはしゃぎながら雪兎を作っていった。 赤い可愛らしいお目めは南天の実。緑の立派なお耳は南天の葉。 姉弟たちがもぎ取って、雪兎にあげたのだ。 何で俺の一部をこんなものに使われないといけないのだ。 納得がいかなくて足元の雪兎をにらみつけているとクスクスと楽しそうな笑い声が聞こえて来て── 武 頼庵(藤谷 K介)様主催、『街中に降る幻想の雪』企画参加作品です。

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小説を読もう2023/12/20
  • 現在の作品南天と雪兎