あらすじ
✧・゚: *✧疲れ切ったお姉さんも異世界で趣味全開のスローライフがしたい✧・゚: *✧
化粧品メーカーの研究開発部に所属する佐倉陽葵は、入社2年目にして会社を辞めたくなっていた。
「化粧品作りが好き!」という想いから飛び込んだ化粧品業界だったが、現実は思い描いていたキラキラした日々とはちょっと違う。
残業続きの日々、企画部の怖いお姉さん、優しいけど頼りない先輩……。辞めたくなる要素はたくさんある。
なにより自分が誰かの役に立っている実感が持てなかった。
とある満月の夜、陽葵は公園で超常現象を目の当たりにする。
夜空に浮かぶ月よりもずっと明るい金色の光の球が砂場に埋まっている。
正体が知りたくて近付いてみると、まるで掃除機を向けられたかのように吸い込まれてしまった。
目を覚ますと、とんがり帽子を被った少女に見下ろされていた。
真っ黒なワンピース、腰まである長い黒髪、アメジストのような神秘的な瞳。それはまるで……。
「魔女さん?」
「ああ、私は魔女だ」
なんと陽葵はファンタジー要素満載の異世界に転移していた!?
魔女のティナの家で居候することになった陽葵は、驚くべき事実を知ることになる。
「もしかしてこの世界って、化粧品の概念がない!?」
この世界には、スキンケア用品もメイク用品も存在していなかった。
お風呂上がりに保湿すらできないことに絶望していた陽葵だったが、妙案を思いつく。
「そうだよ! ないなら作ればいいんだよ!」
こうして陽葵は、もとの世界で培った化粧品作りの知識を駆使して、異世界でコスメ工房を開くことを決意した。
すると噂を聞きつけた異世界ガールズが次々とお店に押し寄せて……。
内気なエルフちゃん「肌が赤くなっちゃって……。日焼けって、なんです……?」
リス族の天才発明家「徹夜で発明をしていたらお肌が大変なことになりましたの!」
ツンデレの第三王女さま「そこのあなたっ! いますぐ肌を白くして頂戴!」
化粧品の知識を駆使しながら、異世界ガールズのお悩みをサクッと解決!
バトルなし!鬱展開なし!主要キャラに男なし!?
「癒し」と「可愛い」を詰め込んだ異世界お仕事ファンタジー