あらすじ
ぼくの父さんは、世界一かっこいい完璧な紳士だ。
だけど父さんが新しい母さんだと言って家に連れてきたのは、恐ろしい魔女だった。
逃げ出したぼくはミモザの木の下で泣いて泣いて、気づいたらいつの間にか不思議なサーカスに迷いこんでいた。
もしかしたらここは、前に読んだ本に書かれていた『楽園のサーカス』なのかもしれない。
『楽園のサーカス』では、本当の名前を知られてはいけない。
名前を知られたら、サーカスにとらわれて永遠に帰れなくなってしまうから。
ぼくは、ここで出会った少年と一緒に、この不思議なサーカスを楽しむことにした。
※「冬の童話祭2024」への参加作品です。テーマは「ゆめのなか」