あらすじ
私は悪役令嬢である。そして何故だか、私と同年代ぐらいの王子様が、ヒロインといちゃついている場面に遭遇した。
……どうゆうことだってばよ? これは一体、どうゆうことなんだってばよ!
「あ、あのー」
「おや?どうしたんだい可愛いお嬢さん?」
私が声をかけると、王子様な方がこちらに振り向いた。その頭上には【王子】と書かれている。なるほど、彼は王子様のようだ。きっと将来はハーレムなんて作ったりして女誑しなんだろうなあと思うと無性に腹が立ってきた。私だって美少女なのに!
「そちらの可愛らしい女の子は誰なんですか?」
私が質問すると、王子様な方はよくぞ聞いてくれた!と言わんばかりに胸を張って、高らかに宣言した。
「この子は僕の婚約者だよ!」
ふふん!とでも言いそうな感じでドヤ顔をしている王子様。私は彼を白い目で見つめながら、ヒロインな少女に尋ねた。