あらすじ
拝啓
師走に入り最近めっきり寒くなってまいりました。
皆様、どうぞお体ご自愛いただきますよう。
さて私事、さいとう みさき は昨晩妻に若い男の子を裸にして布団に引っ張り込んでいる現場を見られてしまいました。
いえ、私は本来ノーマルで基本女性が好きです。
それは断言できますし、妻の事だって嫌いじゃない。
ですが世の中、理屈だけでは済まない感情と言うモノがあります。
彼との出会いは運命だと今でも思っております。
つぶらな瞳、可愛らしい笑顔。
私と年がこれほど離れていると言うのに、彼はその身を私にゆだねてくれました。
だから、世間一般では理解されなくとも私は彼に手を出し、そして布団にまで引き込んで……
しかし、妻に見られてしまいました。
現場を押さえられてしまいました。
なので、その事を赤裸々に語らせていただきます。
私たちのその後の関係についても……
どうぞ、この愚か者の主夫の末路をご覧ください。
そして皆様におかれましては間違いを起こさぬよう、老婆心ではありますがご忠告させていただきます。
それでは皆様には良いお年が訪れますように。
敬具
20203年12月15日 さいとう みさき