あらすじ
女性不信な少年、青木宗太はとてもじゃないが容姿が良いとはいえない姿だった。それによって、中学生の頃にクラスの女子からいじめられ、女性が苦手になったのだ。
高校ではいじめはないが、いつまたいじめられるかはわからない。そんな自信のない自分を変えるために入ったバスケ部で、ようやく青春を楽しめるようになった。
そんなとき、子役時代は人気だった芸能人の桐島希と出会う。
彼女は、現在の人気のなさと、母親との関係の悪化で内気な性格になっていた。
そんな彼女に、とある病気が襲う。
それは、声帯癌。進行が進んでおり、もう声帯を取り除かないといけない。
それを知った青木は、彼女に問うた。「なにか最後にやりたい夢はあるか?」と。
すると、彼女は言った。
「最後に、自分が主演の映画を作りたい」
その夢を叶えてやるために、青木はメンバーを集め始める。カメラマンに、脚本家に、監督に。
「青木くんも出演して。・・・・・・私の恋人役で」
「え?」
映画を通して、青木と桐島は恋を紡ぐ。
青春って長いようで短くて、脆いものだと思うんだ。