あらすじ
朧月夜の花の宴を抜け出した真雪は、顔も知らぬ公達と一夜を過ごす。
思いがけない出会いであった二人は、名も名乗らずに別れるが真雪は、その一夜を忘れることが出来ず、彼を探してしまう。
真雪は、関白のそばに仕える傍らで、彼の恋人という立場でもあった。最近、夜離れているものの、関係は続いている。
朧月夜に出会った方の事は忘れしまえばいいのに、忘れられずにいたある日、真雪は、その人と再会してしまう。
兵部卿の宮、と呼ばれる彼は先々帝の皇子で、関白の政敵とも呼ぶ方だった・・。
真雪に対して執着を見せ始める関白、そして、真雪に思いを寄せてくる兵部卿の宮。
真雪を巡り、男たちと宮廷が思わぬ方向へ進んでいく・・。
平安風の朝廷を舞台に桜舞う夜に出会ってしまった二人の恋のゆくえは・・。