あらすじ
今から五十年前、突如として地球に宇宙人がやってきた。
彼ら彼女らは人間と全く同じ姿をしこう述べた、「この星でゲームを創らせて欲しい」と。
宇宙人が提供した技術と情報に、地球は莫大なレベルの進歩を見せる。
そして政府主導のもと、とある実験を開始した。
それが――【リアルオンライン≒アナザーワールド】。
世界中に散布された宇宙人の技術、【インザブレインパーティクル】を用いて行われる、誰もが実行可能なオンラインゲームだった。
全ての人類がログイン出来るオンラインゲーム。
ログイン条件はただ一つ、眠ること。ただそれだけだ。
【インザブレインパーティクル】は世界中に満たされ、見えない粒子はそれだけで現行ハードの最先端を軽々と超えていた。
脳に影響を与え、産まれた瞬間からログインでき、その世界へと旅立つ。
ただし、【リアルオンライン≒アナザーワールド】はただのゲームではない。
その世界は、ゲームでありながら一度の人生しか経験できない。
ゲームと言いながら、テクスチャやCGではない本物の世界……異世界なのだ。
現実と異世界、眠るだけでその世界へと旅立ち、そちらで眠ればまた帰ってくる。
宇宙人がもたらしたその謎の技術に、地球人は夢中になった。
一度死んだら二度とログイン出来なくなるという制限はあるが、なんの制限もなく異世界へと行ける、しかもゲームのような技術で、レベルやスキル、魔法といった概念を使える世界。
宇宙人の実験だと言うことも忘れられ夢中になり……そして。
産まれた瞬間から強制ログインをしてきた若者たち、第三世代のユーザーたちによって紡がれる物語。
それが――【リアルオンライン≒アナザーワールド】だ。